マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ

taeko0906

幼く可愛かった息子が いまでは宇宙人病に 格闘技の日々…

 梅雨の季節です。農作物がおいしく育つためには大切な時ですが、主婦にとっては、洗濯物をどうしたら良いか、壁に生えたカビはどうするかなどと悩み多き日々です。
 さて、そんな梅雨前の晴れ間に、地元の小学校では、運動会が開かれていました。子供達の歓声、音楽が響き渡り、その時は大変でしたが、我が家の息子二人が小学校だった頃の事を思い出して、胸が熱くなりました。50メートル走を完走しただけで、涙が出たりしたものです。幼く可愛かったのです。
 ところがどっこいです。現在中学二年生の二男の可愛くないこと、憎たらしいこと、毎日が肉体的にも精神的にも格闘技の日々です。現在、高校3年で寮生活中の長男にも、こんなことがあったのかなと思い出してみるのですが、あの時がそうだったのかなと。
 二男に症状が出始めたのが、中学2年に進級して間もなくです。何だか、頭が痛くて胸がむかつくから部活休んで帰るからと、メールが職場に入り、心配して大急ぎで帰宅したら、当の本人は、具合が悪いはずなのに、テレビ観て笑い転げ、食欲も旺盛です。治ったのかなと思っていると、翌朝は極めて機嫌悪く、活気がなく挨拶もせずに出掛けて行くのです。何かあったのかなと、気になるので秘密で、彼の勉強部屋を捜索すると、とんでもない点数のテストを発見、昨年まではテストだけは、落とすことなく来ていたので、いよいよ彼も宇宙人病になったのかと診断を致しました。皆、通る道です。長男は、二男をいじっては泣かせていた時期がありました。マンションのエントランスで壁を蹴ったり、外階段の上から放水していた奴も居ました。思えば、宇宙人病でした。
 彼も、訳がわからず、イライラすると言っています。こんな時、言葉で言っても治らない場合は男の子なので、本当に体当たりすることにしました。兄貴の代わりに兄弟喧嘩です。空手の技かけたり、生傷の絶えない今日この頃。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2009年6月号掲載)
【つづく】