マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


パートタイマーから管理職に。
自分に任されたこの仕事を
子育て同様、育てていきたい

 暑い暑い本格的な夏が、やって来ました。そして、また、中学生、高校生たちには、挑戦の夏です。頂点を目指しての各種大会の地方予選が始まります。各々の夢を掴むために頑張ってほしいです。
 さて、私事で恐縮ですが、パートタイマーとして働いていた職場で、この度、正職となり、また管理職に抜擢されました。歩きはじめたばかりなので、暗中模索の日々ですが、ここまで来れた事に感謝です。
 思えば、このマンションで、子育てのみに明け暮れていた頃は、それはそれで、楽しく満ち足りていました。が、その一方でこのまま自分は、社会から取り残されて行くのかと落ち込む事も多かったのです。駐輪場の通路で、息子たちが自転車で走り回るのを見守りながら、颯爽と仕事へ出掛ける方たちの姿を羨望の眼差しで見ていました。
 そんな頃、子供を産んでも仕事を中断せずにキャリアを積んでいた姉が、2軒目のマンションを別荘として購入したと聞いた時、私の心に火が点きました。子育て中でも将来のために自己投資すると決心したのです。
 まずは、その時、出来る事からという訳で休日に、まだ幼かった息子を夫に預けて、市の広報等で紹介されている自己啓発セミナーに参加したりしました。そんな積み重ねが心の中の肥やしになっています。
 そんな訳で、今になって思う事は、焦ることはなかったなという事です。子育ては、それだけで立派な大切な仕事です。その中で、知り合った友人、子供の担任の先生、スポーツクラブのコーチの方々との関係から得るものが、とても多かったのです。
 そして今、子供たちは成長し、私が居なくても、自分自身で行動出来るようになり、おまけに私が仕事で壁にぶつかった時、アドバイスまでしてくれるようになりました。これからは、子育て同様に、自分が任された部署を育てて行くのが私の仕事です。頑張ります。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2011年7月号掲載)
【つづく】