マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


2方向の窓を開け
風の通り道をつくり
家中を涼しくします

 暑い日が続いています。東日本大震災以来、電力の削減が続いており、職場でも冷房の温度を高めに設定するようになりました。
 朝、出社すると皆、暑い、暑いと言って来ますが、毎日、一番で出社する私は、冷房嫌いなので、クーラーのスウィッチは入れたりしないので、口煩い職員に文句を言われますが、気にしません。震災以前から、夏は暑く、冬は寒く、そんな生活をしてきた私は、太陽が高く昇るまでは、外気を取り入れて過ごせば良いと思っているのです。
 被災地では、不自由な生活をしている方々がいるのです。私の冷房嫌いによる電力削減が多少でもお役に立てればと思います。
 マンションは確かに閉め切っていると風の動きがないので暑いのです。が、バルコニー側の窓を開け、反対側の居室の窓を開けると、風が通り抜けて涼しいのです。首に濡れたタオルを巻いて、その通り道に立つと、かなり涼しいです。日昼でも快適に過ごせます。夜になると、肌寒くさえ感じるのです。
 ただし、汗は流れるので、水分と塩分の補給だけはしなければなりません。家の中に居て熱中症になるわけにはいきませんから、気を付けましょう。
 原発の事故を受けて思うのは、大型ショッピングセンター、オフィスビル、マンション等の建物は、昼間でも、電力を消費することで成り立つように出来ているということです。窓側は、多少の門外となりますが、外が明るい時でも、電力により明るくしなければ過ごせないのです。日中、読書する時、明かりを点ける時、罪悪感を抱く今日この頃です。
 これからの建物は、太陽光発電も有効でしょうが、電力の消費も最小限で、外からの熱あるいは、寒気を遮断しつつ、外光も最大限に取り入れられるものを増やしていってほしいものです。
 そのように考えると、日本古来の建造物が一番の理想なのでしょう。でも、冬は寒い。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2011年8月号掲載)
【つづく】