マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


このマンションでの子育て20年
あっという間でした。長男は
石川遼君と誕生日も一緒の20歳

 今年は、夏から秋へのバトンタッチがゆっくりでしたね。涼しい秋風が吹き始めたかと思ったら真夏日と言って汗ばむような日があったりで、風邪をひいた方も多いのではないでしょうか。
 さて、私事で申し訳ないのですが、我が家の長男が、この度、20歳の誕生日を迎えました。新規分譲でこのマンションに入居した頃には、影も形もなかった彼は、ここで私の体に宿り、誕生し育ってきた訳です。思えば、夢中だったし、一生懸命だったし、必死で育てて来ました。でも、あっと言う間でした。
 マンションの外階段の昇降で鍛えた基礎体力を生かして、水泳選手になった長男です。小学生の頃は、同級生も多かったので、休日ともなれば、外階段の鬼ごっこやら、競争やらで、皆、走っていました。近所迷惑だったでしょうが、ここで鍛えた俊足で運動会での地区対抗リレーでは、常にトップを維持していたのです。その頃の同級生達は、バスケットボールやサッカー、陸上で、中学や高校で活躍していました。このマンションで、共に成長した子供達です。感慨深いです。
 そしてまた、我が家の長男は、ゴルフの石川遼君と誕生日が同じです。同年同月同日です。ですから、遼君の活躍を見ると、我が子とつい比べてしまいます。こちらは、水泳ですが、トップアスリートへの道は、険しく楽なものでありません。どんなに努力しても、すぐに結果が出る訳もなく、我が子が悩み苦しむ姿、結果が出た時の誇らしい笑顔を多く見て来ました。本当に、大変なのです。
 そんな訳で、遼君がどれだけ努力しているか想像がつきます。我が子と同年齢ですが、尊敬しています。いつか、我が子も肩を並べるようなトップアスリートになる事を親馬鹿な私は、夢見ているのです。全く同じ日にこの世に生まれたのです。頑張ってほしいのです。最後に、20歳になった長男に感謝する事は、真っ直ぐに育ってくれました。ありがとう。そのままの君で素敵です。また、親馬鹿。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2011年11月号掲載)
【つづく】