マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


大雪で車は無理。歩きで出勤
でも、皆と雪かきに汗流し
近所との絆の大切さ学んだ

 記録的な大雪でした。三月を迎えても全国的に、その影響による被害に頭を悩ませている方々がいらっしゃるのでしょう。心よりお見舞い申し上げます。
 降り続ける雪を見て、この地球に何が起こっているのだろうと危機感を持ったのは、私だけではないでしょう。海に近く温暖だと言われている我がマンション周辺が、一夜のうちに豪雪地帯のようになっていたのですから本当に驚きました。まさかこんなに降り積もるとは思っていませんから、何の準備もしていませんでした。車のワイパーを立てた程度です。
 しかし、どんな状況でも仕事へは行かなくてはなりません。24時間の交替勤務ですから。幸いスタッドレスタイヤにはしてあったので、駐車場から車を出せれば、出勤出来るかと思い、息子に雪かきを頼んで、いつもより2時間早く出勤に備えようとしたのですが、タイヤの高さ程積もった雪に阻まれて車を動かす事が出来ません。息子と苦労している様子を見た通りかかった近所の方に、今日は出掛けない方が良いからと説得されましたが、休む訳にはいかないので、かなり遠回りにはなりますが、バスと電車で行く事にしました。が、同じマンションの方とタイミング良くタクシーをひろう事が出来たので、通常の4倍以上の時間で駅には着く事が出来ました。
 ところが、電車は止まっていました。駅員に尋ねるといつ来るかわからないと言います。職場までは、1駅なので歩く事にしました。
 1駅ですから、雪道でなければ20分も掛からない道のりです。辺り一面真っ白で方向はわかるのですが、歩道がはっきり確認出来ません。側溝に落ちたら困るので人の歩いた跡、車の轍をさがして進みました。雪は止んでいましたが、寒風の中、汗ばんでダウンコートを脱ぎたくなった頃、無事到着しました。
 その頃、マンションでは、息子達が近所の方々と駐車場の雪かきに汗を流しました。大雪は、近所の方々との絆の大切さを教えてくれました。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2014年3月号掲載)
【つづく】