マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


災害に強い街づくりを望む
その為の増税だったら納得
来年も花火が見られる街に

 暑かった夏休みも終わり、元気な笑顔で新学期を迎えた子供達の姿を見ると心温まります。素敵な思い出がいっぱい詰まったランドセルは、ウキウキと踊っているように見えます。
 その反面、今年の8月豪雨の被害の大きさに、楽しいはずの夏休みが、悲しいものになってしまった人達が、日本全国にどれだけいらっしゃるのか考えると胸が締め付けられます。
 それは、自然災害ではありましたが、被害の拡大を防ぐ方法、逃れる道はあったかも知れない。再び悲しい人達が増えないように、自然災害に強い街並みづくりをして行かなければいけません。
 東京オリンピックが、決まっています。それへ向けて、施設の建設が進められています。前回の東京オリンピックの際の建設ラッシュの中、多くの集合住宅が建設されましたが、手抜き工事も少なからずあったと聞いています。華やかな祭典の裏で、本当に大切な事は何か忘れないでほしいと思います。
 スポーツ選手の活躍が、人々に勇気と希望を与えてくれるというのも事実ですが、災害に強い安全な場所で、当たり前の幸せを誰もが味わえる事が大切です。
 こんな事を日々考えるだけで無力な自分自身です。自分自身の生活だけで精一杯で、何も出来ません。しかし、災害現場には必ず、ボランティアの若者達が訪れ、壊れた家の片付けを手伝ったりしています。彼らの行動力には、頭が下がります。誰もが目を覆いたくなるような現場へ、出掛けて行く勇気は素晴らしいと思います。
 そんな若い世代の方々に、自然災害だけでなく、あらゆる災害に強い都市づくりをしてほしいと思います。そのために使うのだったら、消費税率の増税もやむを得ないかなと感じています。
 我がマンションは、高台にあります。近隣の町で行われる花火大会が美しく見えます。来年の夏も美しい花火が見えますように。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2014年9月号掲載)
【つづく】