マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


小学校のプールから歓声が
思えば息子達も水泳に夢中で
オリンピックを夢見た時も…

 近くの小学校から、先生の吹くホイッスルと子供達の歓声が我がマンションの方向へ響き渡って来ます。日差しが強くなって来て、プール学習が本格的に始ったのでしょう。息子達が通っていた頃、気付かれないように覗きに行った事を思い出します。
 思えば、水泳に夢中だった二人の息子達は7月になると、夏の数々の大会へ向けて連日の泳ぎ込みで、母親としては、彼らの健康管理が課題でした。大切な大会の日に、実力以上の力が出せるように、栄養のある食事を考えたり、関東大会そして全国大会に出場出来るようにと、暑い夏にはいつも心臓がドキドキしていたものです。
 その息子達は、今は、長男は水泳とは縁のない仕事に付き、スキルアップのために、国家試験の勉強中です。次男は、中学、高校と泳ぎ過ぎて身体はボロボロだよと言っており、大学でデザインの勉強をしているので、課題に追われる日々です。連日、夜遅くまでパソコンの前に座って構想を練っているようです。二人ともオリンピック選手になると夢見ていた時もありますが、長男はインターハイ、次男は全国中学を体験し、多くの優れた選手と接し、その中で悩んだり苦しんだりして、それぞれの新しい道を決めました。
 息子達のチームメイトで、リオデジャネイロそして東京オリンピックと、夢を追い続けている友人も居ます。インターネットや新聞で名前を見つけると我が息子達の事のように心臓がドキドキしてしまいます。支えている親の立場になると大変だろうなと思いつつも、日本代表のメンバーの中に名前を見つけたいと思います。頑張ってほしいのです。
 そして、我が息子達には、東京オリンピック開催の時、それぞれの立場で選手や大会運営を支える仕事をしてほしいなと考えています。これは、私の夢です。
 昭和39年の東京オリンピックの時、幼稚園で、ミニ五輪をやったのを思い出しました。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2015年7月号掲載)
【つづく】