マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


築40年のマンションに
お洒落に暮らしている
ご婦人宅を訪ねました

 連日の猛暑で、身体が悲鳴をあげていませんか。私達の子供の頃はここまで暑くはなかったような気がします。昼間、外で遊んでいると危険だなんて信じられませんね。日射しがあまりに強いので、外へ出る時は長袖の洋服の方が涼しいんだなと感じているこの頃です。
 さて、先日、20年程前お世話になった方に再会しました。主人が亡くなった事をきっかけに再び連絡を取り、遊びに行ったり、食事をしたりするようになった友人達との共通の趣味を通じて知り合った女性です。喜寿をとうに過ぎても、美しく元気に、はつらつとされていて我々の目標です。
 その方が、築40年の中古マンションを購入しとてもお洒落に暮らしていたので紹介します。もともとは、定年退職されたご主人と都心にあったご自宅を売却され伊豆高原の別荘地へ移られました。
 ご自分達で好きなように設計まで希望を出されて建てたお宅は、とても素晴しく、私達も将来はこんな暮らしが出来たら良いねと話していましたが、ご主人が何年後かに亡くなられてから、一人で暮らすには広過ぎるので、子供さんの側にマンションを購入したそうです。
 「狭くて驚くわよ!笑わないでね」と案内されたお宅は、最寄駅から車で10分程ですが高台にあり、傾斜地を利用して建っているので、一階にもかかわらず、リビングからの眺めは良く、風通りもあり昼間もクーラーが必要ない位涼しかったです。
 専用に付いている庭はバルコニーから、階段を降りて出るようになっており、南向きなので日当たりが良く、丹精込めて育てられたいろいろなハーブが生き生きと繁っています。そのハーブを、部屋のあちこちに上手に飾り、香りを楽しんでいます。
 広さは、一人暮らしには充分な程度ですが、リビングにはセンスの良い丸いテーブル、壁には、ご主人との思い出の写真や絵が飾られており、訪れるものを穏やかな気持ちにさせてくれる空間でした。癒やされた一日でした。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2015年8月号掲載)
【つづく】