マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


マンション購入から始まったこの物語
休む事なく書き続けた26年でした
これからもよろしくお願いします。

 新しい年の始まりです。アメニティは、この新年号で創刊400号を迎えます。おめでたいことです。気持ちも新たに、これからも末永く集合住宅に暮らす私達の支えになって頂きたいと思います。
 私が、このマンションの暮らしを書き始めたのは、平成2年からです。もう26年になるのですね。拙い文章にお付き合い頂きありがとうございます。感謝の気持ちでいっぱいです。
 この間、色々な事がありました。マンションの購入をきっかけに、様々な日常の生活を書いて来ました。妊娠、出産、子育て、夫の両親との別れ、実母との別れ、夫の病気、看病、そんな中で、今月は、原稿書けないかなと思う場面もありました。でも、そんな時、いつも側で励まし、一番最初に目を通してくれる主人が居ました。
 だから、切迫流産で入院中のベッドの上、帰省する列車の中、子供のスイミングのギャラリー、夫の入院中のベッドの端に腰掛けて書いたり、どんな時でも書き続ける事が出来ました。この26年間、休んでいません。これは自慢して良いですよね。
 このマンションの物語は、我が家の歴史でもあります。子供達の成長の記録です。そして、母親としての私の成長の記録です。毎月何を書こうかなと考える時、世の中で起こっている事、子供達の回りで起こっている事、様々な出来事を参考にして来ました。
 そして、いつも私の側で、私の書く文章に共感してくれる主人が居ました。多くの参考になる意見を提供もしてくれました。主人が最初に目を通してくれたから、続けられた気がします。そんな主人も、平成25年、私と二人の息子を残して、逝ってしまいました。
 それでも、私は、この物語を書き続けます。主人との生活は永遠だと思っていましたが、そうではありませんでした。主人もきっと同じ気持ちでしょう。でも、私は、これからもいろんな事を考えて生きて行こうと思います。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2016年1月号掲載)
【つづく】