マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


「大人の塗り絵」は
どこでも出来るので
今、はまっています

 春の足音が、聞こえて来ました。急に冷える朝もあります。うっすら雪化粧をした家々の屋根に日の光が当たると煌めいて美しいです。桜の開花は、もうじきですね。
 さて、『大人の塗り絵』に夢中になっています。書店には、コーナーまで設けられており、テレビのワイドショー番組でも紹介されています。天邪鬼の私は人気があると思うと人真似の様で嫌だなと始めは思っていました。が、やり始めたら完全にはまりました。
 今まで、木目込人形作り、エコクラフトの籠作り、ペーパークラフト等、取り組んで来ましたが、塗り絵はマンション暮らしにはぴったりの趣味でした。どれも道具や材料がかなりの量になります。制作中もリビングのテーブルの上いっぱいに広げないと出来ません。3LDKですが、息子の部屋と寝室以外で作業するのはリビング以外ないので、アトリエが欲しいなと贅沢な夢を描いていました。
 そんな訳で、時間とパワーのある時でないとなかなか創作意欲を満たす事が出来ませんでした。ダンボール箱から道具と材料を出して片付ける作業は、ひと仕事ですから、やりたいなぁと思ってもなかなか出来なくて、欲求不満が溜まったものです。
 ところが、塗り絵は、塗り絵の本と色鉛筆があれば始められます。広げたままにしていても食事のスペースは確保出来ます。家事のひと休みの時間、仕事へ出掛ける前でも、支度が早く出来た僅かな時間でも1カ所だけ塗ってみようかと作業出来ます。少しずつ、少しずつ塗り重ねて行くのが楽しいのです。
 心を整える、認知症予防にもなると言われています。確かに美しい花の絵、風景、可愛らしい動物、模様を眺めて、どんな作品に仕上げようか、どんな色彩にしようかと色鉛筆で色を塗る作業は単調ですが、精神的に落ち着きます。癒やされます。
 そうして出来上がった作品は、額へ入れてリビングに飾ります。大満足の日々です。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2016年3月号掲載)
【つづく】