マンション銀座歩行者天国

Mrs.タエコのマンションライフ


高齢の居住者が増えました
車椅子が利用できるように
スロープの改修工事を実施

 朝晩冷え込むようになって来ましたね。寒くて目が覚めるようになりました。ふんわり毛布が手放せないし寝床から出るのに勇気が必要な季節です。お気に入りのコートを着て出掛けられるけれど、寒いと肩こるなぁ!なんて考えているこの頃です。
 さて、我がマンションも世間の流れに逆らわず高齢化が進んでいる事は、以前にもお伝えしました。車椅子用やシルバーカーで移動しなければならない高齢居住者が増えました。ディサービスの送迎で車椅子を持って住戸に迎えに行く場面も毎日のように見掛けます。
 そんな状況にも関わらずエントランスホールへ続くスロープが狭すぎました。というのもマンションの新築当時は、若い世帯が多く、我が家もそうでしたが、ベビーカーが利用できれば良かったのです。そんな狭いスロープを歩行器、杖、車椅子の高齢居住者が苦労して乗降していました。
 そして、いよいよ工事が始まりました。既存のスロープを利用して幅を広く、傾斜をなだらかにして車椅子も介助無しで利用出来るようになりました。そんな工事の様子をシルバーカーに乗った居住者が見守っていました。かつて、管理組合の理事会でバリバリ働いていた方です。
 その方は、理事長だった頃、「このマンションも高齢化が進んで行きます。そして、子供達が独立し高齢世帯が増えます。そんな中、災害時に備えて、管理組合で何か対策を考えましょう」と働いていました。ところが、エントランスホールのメールボックスにも、個人名を出したくないと言う方も多くて、家族構成が明らかになるのは個人情報保護の重要視される現代の中でどうなのだろうと、かなり白熱した話し合いになったのです。住民一人一人の事を把握するのは、大切な事ですが、知られたくないと考える方も居るのです。
 しかし、同じ屋根の下に住む仲間として、お互いの事を知り助け合いたいですよね。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2016年11月号掲載)
【つづく】