マンション銀座歩行者天国

わが街のマンションライフ

昭和48年から自主管理
手探りのなか住民同士助け合いながら財産を守ってきた
南大和団地管理組合

東大和団地
東大和団地

南大和団地は、埼玉県南西部の和光市にあり東は東京都板橋区成増、南は練馬区大泉町に隣接する埼玉県の先端にあり団地の敷地も東西に950mと通称ウナギの寝床と呼ばれ、敷地の関係から居住棟が横一列に並び前後に建物がない配置は、我が国でも当団地のみで、3DK(49m) 5階建て鉄筋コンクリートPC造・390戸の団地です(写真は昭和45年当時の風景。列車のように横一列に並んでいるのが南大和団地)。
昭和45年12月190戸、46年2月200戸の入居で、現在の「独立行政法人・都市再生機構」当時の日本住宅公団が建設・分譲したものです。昭和40・50年代は住宅難の時代であり「質より量」で当時の建設省、住宅公団、建設業界の3者による工事費削減で開発された「PC工法」で当時の公団関東支社では最初の建物でした。
入居した人達は国が建てた建物だから安心と入居を申込み、1・6倍の応募者の中から抽選に当り、自分の家が持てる喜びでPC工法とは何かなど考えていないのが大半でしたが、北側外壁よりの室内雨漏れが約75%、上階浴室よりの水漏れが30%、冬から春にかけての南風で室内に入る砂ホコリが全戸など一般住宅では考えられないことが起こり住民は管理会社(現在のJS総合住生活)に交渉をしましたが進展しませんでした。
昭和48年自主管理に移行しましたが、当時の役員達の苦労は大変だったと思われます。その当時より敷地内の草取り作業は3月より10月迄毎月1回住民参加で行い、学校の夏休み、冬休み期間中は団地内防犯パトロールも住民で行っています。
平成9年和光市指導による防犯組織を作り倉庫6棟に団地に必要と思われる道具類を備蓄し年1回を目標に簡単な訓練も行いながら住民みんなで助け合いながら「大切な財産」を守ってきました。しかしながら2回目の外壁塗装・屋上防水他改修工事でPC板でのコンクリート爆裂の多さにその原因と責任(建築基準法が守られていない)等交渉し書面での回答等受け取っていますが、なんら明確な回答が得られず(本紙309号掲載)管理組合でも今後交渉して行き必要に応じて第三者の意見を聞き対応する考えです。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2008年7月号掲載)