保険の話

12.自動車保険契約のポイント

 万が一の時、個人では賄いきれない大きな経済的リスクに備えるため、自動車保険への加入は必要不可欠ですが、できれば保険料は安く済ませたい。そこで今回は自動車保険契約時に確認しておきたいポイントを説明します。
 まずは自動車の使用目的に注意しましょう。使用目的とは、(1)業務使用(2)通勤通学用(3)日常レジャー用の3つ。保険料は(1)>(2)>(3)の順に高くなります。
 一般家庭で車を業務使用するケースは少ないでしょうから、ここでは(2)と(3)で考えます。ちなみに、(2)と(3)を分ける境界線は「週5日以上(あるいは月15日以上)通勤通学」に使うかどうかです。例えば、今までは車で通勤していたが、転勤で交通の便の良い所に変わり、車を通勤に使わなくなった場合、(3)に変えられますし、保険料も安くなります。変更は更新時のみではなく、いつでも可能です。
 また、年間走行距離によっても保険料は変わります。これは主に通信販売系の保険会社の商品ですが、年間走行距離が短いほど保険料は割安になります。
 距離の区分の仕方は保険会社によって異なりますが、年間走行距離が概ね1万km以下だと割安になるようです。
 だからと言って、本当は通勤用に車を使うのに日常使用と言ったり、年間走行距離を短く保険会社に言ってはいけません。これは告知義務違反となり、場合によっては事故の時に保険金の支払いがされないこともあります。と、補償額と保険料がどうなるか見積りをとって確認し、場合によっては車両保険無しという選択もあります。最初から無しという選択もありえますが。(AFP・TS)

(2012年7月号掲載)