保険の話

18.生命保険を考える前に【3】(遺族年金のまとめ)

 前々回と前回では、遺族基礎年金と遺族厚生年金について説明しましたが、言葉だけでは分かりにくいと思われるので、その内容を下に図で表しました。
 ポイントは、遺族基礎年金は、末子が18歳に達した年度末にすべての支給が終了します。
 一方、遺族厚生年金は妻が再婚するなど受給資格を失わない限りずっと支給され(夫死亡時30歳未満で子の無い妻は5年間の支給)、また遺族基礎年金の支給停止後、40歳以上で、18歳未満の子の無い妻は「中高齢寡婦加算」を65歳まで受け取れます。
 今回の説明では公務員の遺族共済年金については、説明していませんが、遺族厚生年金と制度の内容はほぼ同じです。
 ただし、共済年金は「職域加算」と言って、支給の上乗せがありますが、昨年の「税と社会保障の一体改革」で、共済年金は厚生年金と一元化され、あわせて「職域加算」も無くなる予定になっています。
 また、遺族基礎年金の説明で、父子家庭には遺族基礎年金の支給は無いと書きましたが、こちらも昨年の「税と社会保障の一体改革」により、来年の4月からは父子家庭にも母子家庭と同じように遺族基礎年金が支給されるようになりました。(AFP・TS)




 


(2013年2月号掲載)