保険の話

29.お金は大事に使いましょう

 これまで連載を続けてきました「保険の話」は、今月で一旦終了します。
 本連載のポイントは、いきなり民間の保険のことは考えずに、まずは公的な保障がどの程度あるのか知った上で、民間の保険を考えましょうということでした。
 損害保険は公的な保障がそれほどないので、民間の損害保険でしっかり備えることが大切です。しかし、加入の仕方が間違っていると、いざという時にあまり役にたたないこともあるため、そのポイントを掲載してきました(例・2012年3月号自動車保険は対人、対物は無制限に)。
 一方、生命保険は、年金や健康保険制度など公的な保障が比較的充実しているため、公的保険で自分や家族がどの程度保障を受けられるか確認したうえで、それでも足りない分を民間の生命保険で補うことが大切です(例・2014年2月号職業別医療保険の入り方)。
 考え方を載せることが多く、具体的な事例が少なかったため、ちょっと難しかったと思います。
 職業・年齢等により、公的保障にはかなり幅があるため、自分の場合はどうなのか、中立的な立場でアドバイスできるFPなどの専門家に相談してご確認ください。
 保険は、少ない掛け金で大きな保障を受けられるのが魅力です。また、万が一の事が絶対に起きないとは言い切れません。
 しかし、保険の掛け金はほとんどの場合掛け捨てで、かつ万が一の事が起こる確率はかなり低いのも現実です。
 大事なお金を無駄なく使うために、本連載が参考になったなら幸いです。(AFP・TS)



(2014年3月号掲載)