マンション銀座歩行者天国

1.ピアノの詩人 ショパン

どの曲も心に響く♪

 ピアノの詩人と呼ばれるショパン。今も人々を魅了しています。今年は、彼の生誕200年の年です。
ワルツ、ポロネーズ、マズルカ、バラード、ノクターン、ソナタ、スケルツォと言ったリズム、形式の曲が作曲されており、「子犬のワルツ」「英雄ポロネーズ」「華麗なる大円舞曲」「軍隊ポロネーズ」「幻想即興曲」「雨だれの前奏曲」もいい。遺作となった「ポロネーズ別れ」「ノクターン 第20番」もいいですね。
 筆者は、癒されたいため、哀愁を感じたいとき、もちろん喜びに浸るために、そして感情を昂ぶらせるために、ショパンを聴きます。


ピアノの特性を最大限生かした詩人♪

 彼はポーランドのワルシャワに1810年に生れ、7歳の時には人前でピアノを弾き、即興演奏や作曲も行っていたといいます。
 当時のピアノは、キーを叩いてアクションを経てハンマーが弦を打つまでがシンプルでした。だからこそ、指に託した奏者の微妙な感情をダイレクトにキーを通して伝えることができ、非常に微妙な音(心)を表現することができたのです。
 最大音量を出しても200人程度のサロンでの演奏会が限度で、現代のピアノの音量から比べると、とても繊細で、ショパンはそのピアノを熟知して、名曲を作りあげることができたのです。
(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ329号 (2010年2月号掲載)