マンション銀座歩行者天国

17.楽は心のくすり

音楽に副作用はない♪

 私たちの心は、日々山あり谷ありの起伏に富んだ状況にあります。元気な時もあれば、うつ状態の時もあり、喜びに満ちている時もあれば、悲しみに暮れている時もあります。そのような時に、それらを克服したり、さらに良い状態をたもつにはどのようにすればよいのでしょうか。それぞれが、工夫をしているのだと思いますが、音楽は、そのようなときに極めて有効な心のくすりとなります。しかもこの音楽というくすりはまったく副作用がありません。しかし、それぞれの状態に応じた音楽を選ぶことは結構大変かもしれません。うつ状態から脱出して元気を取り戻したい時に聴く音楽と、心を落ち着かせたい時に聴く音楽では、そもそもまったく違います。

気分に合った音楽レシピ♪

 ジャズでもベートーヴェンでもマーラーでもない。今朝は、モーツアルト。モーツアルトの曲のほとんどは長調であり、気分を上げるのに最適です。朝の音楽には最適な曲が多いのです。そして今朝は、アイネクライネ・ナハトムジークをかける、といった具合です。ただし、その時の気分に合わないとすぐに曲をかえてしまうこともあります。大切なのは、自分の心であり、それをどのようにするのかということです。この場合、音楽は心を安定させたり、高揚させたりする道具なのです。道具が錆びついていると良い仕事はできませんから、道具としての音楽はよいものを聴くことが肝要す。そのための、レシピづくりをぜひお勧めします。(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ345号 (2011年6月号掲載)