マンション銀座歩行者天国

27.林 英哲

楽器の始まり♪

 原初的な楽器は太鼓と言われています。木をくり貫くなどして響かせ、合図や儀式などに使い、さらに皮を張りました。太鼓の種類は様々で、それに伴って形や音色も異なります。和太鼓には締太鼓、桶胴太鼓、平太鼓、阿波踊り用平太鼓、エイサー太鼓、うちわ太鼓などがあり、長胴太鼓には直径1メートルを超えるものもあります。和太鼓は、いろいろなイベントなどで演奏されることがあり、比較的耳にする機会があります。奏者も多く、裾野も広いようです。



還暦からのさらなる期待♪

 その頂点を20年以上にわたって走り続けているのが林英哲さんです。
 1952年2月2日生まれの彼は、この2月に60歳を迎えました。和太鼓は、彼以前においては単なる伴奏楽器でしたが、様々な太鼓を組み合わせ、奏法も独創し、新しい打楽器の世界を創りあげました。



世界に羽ばたいた和太鼓♪

 彼はジャズ、ロック、現代音楽、民族音楽などと共演するなど精力的かつ、奏法を創り、練り、さらに発展させるなどしており、世界に和太鼓を紹介した功績も大きいものがあります。筆者は、彼の太鼓と三味線、管弦楽団や吹奏楽団とのコラボを幾度か聴いていますが、その都度、大きな感動を味わっています。宇宙観のある演奏をこれからも楽しませてほしいと思っています。(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ355号 (2012年4月号掲載)