マンション銀座歩行者天国

55.グスターヴ・ホルスト

冥王星は惑星?♪

 欧州宇宙機構の探査機「ロゼッタ」が10年の長い旅を終え、8月にチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星に到着し、着陸機を11月13日未明(日本時間)に着陸成功させました。この彗星は、木星の軌道付近から太陽に近づく軌道を回る短周期彗星のひとつです。
 太陽系の惑星は、太陽に近い順から水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星ですが、2006年、国際天文学連合は、冥王星は惑星の定義に当てはまらないとし、「準惑星」に降格。今年9月18日にハーバード大学スミソニアン天体物理学センターは公開討論会を開き、惑星の定義について専門家が討論。聴衆にも参加してもらい投票を行ったところ、出た結論は「冥王星は惑星」ということになりました。



『惑星』を聴きませんか!♪

 太陽系の惑星をテーマにした組曲『惑星』は、グスターヴ・ホルストが1914年からの3年間に作曲。彼は今年、没後150年。『惑星』は地球を除いた7つの惑星を描いています。当時、冥王星は発見されていませんでした。『惑星』の中の「木星」の旋律は叙情的で壮大。平原綾香さんが歌詞を付けて唄い、大ヒットしました。
 これからの季節、空気が澄み、星が見やすくなります。バルコニーから夜空を見上げ、その後『惑星』を聴くと、気分が一層盛り上がることができます。
 彼は、『吹奏楽のための第1組曲』と同『第2組曲』も作曲。これらは、吹奏楽演奏者なら演奏してみたい曲であり、同時に、聴いてみたい曲として人気の高い曲です。
(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ387号 (2014年12月号掲載)