マンション銀座歩行者天国

91.デューク・エイセス

62年間の活動に終止符♪

 男性合唱カルテット「デューク・エイセス」が、昨年12月で62年間の活動を終えました。昭和30年代、「灯(ともしび)」「」などの歌声喫茶が流行りました。同時に男性合唱カルテットも誕生。ダークダックス、ボニージャックス、デューク・エイセスが、御三家と言えるでしょうか。デューク・エイセスは米軍基地などでジャズなどを歌っていましたが、その後、作詞・永六輔、作曲・いずみたくのコンビによるご当地ソング「にほんのうた」シリーズ、北海道から沖縄の都道府県の様々な特長を描いた詞と親しみやすいメロディー、そしてデューク・エイセスの4人の素敵なハーモニーによってヒットしました。「いい湯だな」「女ひとり」「筑波山麓合唱団」などを歌った読者もいらっしゃるのではないでしょうか。


バランスよいハーモニー♪

 さらに、永六輔と中村八大によるロクハチコンビによる作詞・作曲の数々の歌も多くのファンを掴みました。彼らの歌はどれも親しみを覚えさせ、それに加え、デューク・エイセスのハーモニーのバランスが特徴的で、その心地よい重層音が聴衆のからだに入り込んだのです。
 初期のメンバーの2人は最後まで歌い続けましたが、後の2人は病気などで交代が続きました。引き継ぐと、レパートリーをすべて覚えなければならないので、大変だったと思います。
 彼らは、私たちにデューク・エイセスのハーモニーを届けるためにがんばってくれました。
62年間、ありがとうございました。お疲れ様でした。


(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ425号 (2018年2月号掲載)