マンション銀座歩行者天国

96.睡眠誘導に音楽を!

忙しい日々

 時間の長さは昔も今も同じなのに、どうも近頃、時間が短く感じるのです。しかも、やらなくてはならないことは格段に増えており、したがって、短時間にあれこれと行わなけれならない多忙状態が続きます。コレをしながらアレもしてということは当たり前。ビジネスは当然として、ボランティア活動の締め切りを前に、どれを優先すべきか焦り、焦るくらいならどんどん実行すればよいのにと、わかっているのですが、頭が回転せず、手も止まってしまう。だから余計に余裕が失われて行きます。機械ではないので、油をさせばどんどん動くというわけにはいかず、疲労困憊に陥ります。就寝していても気になり、寝不足気味になってますます能率が低下します。


音楽で睡眠を誘う

 そのような時、そこから脱出する処方箋があればいいな、といつも思っています。ある病気がキッカケになって、睡眠と先述のようなコントロールがひどく下手になってしまったのです。睡眠がうまくいかないと、コントロールも同様になりがちです。見つけた処方箋の一つが、寝る寸前までテレビは見ないことと明るい照明下にいないこと。部屋を徐々に暗くしていくことで、脳を眠りに誘います。足の指を上下させ血流を良くし、体を少し温めます。その時、睡眠をうまく誘導するような音楽を聴きます。脳(あまり使っていませんが…)の疲労をリラックスさせることで、からだが弛緩し気持ち良い眠りにつくことができます。


(服部 伸一 エッセイスト・写真家)


集合住宅管理新聞アメニティ430号 (2018年7月号掲載)