オリーヴオイルを旅する

15.オリーブオイルのマリアージュ(2)

◆夏を乗りきるカンタン・レシピ

 イタリアなどでは、メロンやいちじくを生ハムでくるんで、エキストラバージンのオリーヴオイルをかけて食べているのをよく見かけます。読者の皆さんも経験があるかもしれませんが、フルーツの甘さと生ハムの塩気にあいまって、オリーヴオイルが心地よいハーモニーを生み出してくれるのです。そのなんとも自然に溶けあった味わいにオリーヴオイルは果汁だった≠アとを改めて気づかされます。考えてみれば果物同士、相性の良さに疑問の余地はありませんね。
 さて、いよいよ夏本番、うだる暑さに打ちのめされたカラダは、食欲も落ち込み気味。そこで今回は、見た目にも食欲をそそるアンティパストの一品をご紹介しましょう。





◆オレンジ、オニオンのコンビネーションサラダ

 オレンジ、玉ねぎ、黒コショウ、そしてエキストラバージン・オリーヴオイル、用意するのはこれだけ。まず、玉ねぎは薄くスライスして水に晒しておきます。つぎにオレンジの皮を丁寧にむき、身崩れがしないように5ミリ程度の輪切りにします。つづいて、水切りした玉ねぎを皿に盛りつけます。その上にオレンジの輪切りを重ねて黒コショウをふりかけます。仕上げにエキストラバージン・オリーヴオイルをたっぷりかけて完成です。
 オレンジ、玉ねぎは、人数にあわせて適宜調整してください。冷蔵庫でしばらく冷やしてから召し上がれば、さらにおいしさが広がります。(冷やす場合は、コショウ、オリーヴオイルは食べる直前にかけるのが、おいしさのコツ)食事の前菜として、また、冷えた白ワインなどのお供としてもおすすめの一品。
 エキストラバージン・オリーヴオイルが腸の働きを健やかにしてくれます。(M)

(2015年6月号掲載)