工事事例

工事保証会社が施工中に倒産した請負業者に替わって完工した事例

若松二丁目住宅管理組合 (千葉県・船橋市)

工事保証会社が施工中に倒産した請負業者に替わって完工した事例

若松二丁目住宅管理組合(千葉県船橋市・S44年竣工・576戸)は、平成18年12月より給・排水管改修工事の検討に入り、平成19年5月に、見積要領書を8社に送付、6月に6社より見積書を入手、7月に再見積を2社にお願いし、再検討の結果、日本リフォーム(株)に発注、8月の住民説明会を経て、各棟の制水弁以降の給水管の更新工事(各部屋の中の配管は、露出工法)並びに浴室の排水管の一部更新(横引管)一部更生(トラップ及び周辺)工事を8月末からスタート。
本年1月7日に、日本リフォーム(株)が債務整理、自己破産の申立準備に入った旨の情報が管理組合に入り、事実確認と並行して急遽検討に入った。管理組合として幸いな事に工事請負契約書に「工事発注者・若松二丁目住宅管理組合」「受注業者・日本リフォーム(株)」「工事完成保証会社・日塗(株)」の各々が記名・押印している事から、日塗(株)の役員に面会、事の次第を確認、工事の早期完成に向けて具体的な話合いに入り、協力して頂いた結果、当初予定していた予算の範囲内で、工期を約1ヵ月遅れ程度で、事故を起こすこと無く工事を完了した事は不幸中の幸いであった。工事の発注条件として工事請負契約書に工事完成保証会社を加えていた事が、管理組合として幸いした。今後は、業界団体として工事完成保証会社の位置づけ並びに、支払い条件と工事の進捗度との兼ね合いなど、工事完成保証会社の負担を極力抑えた内容且つ、工事請負業者の保護を考慮された具体案を、日住協と業界団体で検討して頂き、今後につなげて頂ければと思っています。(若松二丁目住宅管理組合元理事長 武川 光弘)



<アメニティ新聞310号 2008年7月掲載記事>