工事事例

給排水設備改修工事事例報告

並木二丁目第一住宅 (横浜市)

給排水設備改修工事事例報告

今年2月、並木二丁目第一住宅集会所内において「給排水設備改修工事」竣工引渡し式が晴れやかに挙行された。同住宅は建築後25年を経過するRC造8階建9棟、11階建1棟からなる全554戸の分譲住宅で今回が第1回目の給排水設備改修工事となる。
【今回工事の内容】
 @既存給水ポンプを新設給水ポンプユニットに更新
 A受水槽内のライニング工事
 B屋外埋設制水弁の更新
 C棟内共用給水管の改修
(床下給水管、メーター廻り管の更新、給水竪管のライニング工事)
 D専有部給水管の更生工事
 E流し系統排水立管更生工事および流し系統排水枝管更生工事
 F浴室・洗濯系統排水立管更生工事
 費用は修繕積立金から負担。
【工事決定まで】
 同管理組合では、2005年10月にメンテナンス委員会を設置し、設計コンサルタントとして渇p綜合企画設計と契約し、早い段階から、給排水設備改修計画を検討してきた。
 給排水管の更新、更生や、給水システムの直結増圧化または、既存と同じく加圧給水方式での改修か、また、改修範囲について検討し、今回内容にて設計仕様を作成した。
その後、2007年1月臨時総会にて本設計仕様を決定承認した。
 施工業者選定については、5社に見積依頼し、その後、1次ヒアリングで4社、2次ヒアリングで2社に絞り、京浜管鉄工業鰍ノ最終決定した。
【本工事の特徴】
 本給排水設備改修工事については、以下のような特徴が挙げられる。
 @既設の加圧給水ポンプ2台設置・最大2台運転(主機は交互交代)を新設給水ポンプユニット1セット(ポンプ4台内蔵・最大3台運転 主機は交互交代)に交換。
これにより、ポンプ室内の空きスペースが広くなり、電気使用料と電気料金も前年比で減少した。
 Aまた300トンの水槽に緊急時水取り出し装置設置により災害時の飲料水確保が可能となった。
 B室内にて行う、給水管更生工事と排水管更生工事は、通常、給水管2〜3日、排水管1日という日程にて実施することが標準であるが、給排水更生工事を同時期に行い、合わせて2日間の工程(1住戸に対し)にて実施した。
 これにより、居住者の在宅の負担を軽減した。
 排水管の施工時(作業時間帯の1日間)にはトイレの使用ができなくなるが、管理組合のトイレと現場事務所に居住者専用の臨時トイレを設置して対応した。
 このように、給水管と排水管の更生工事を同時に行った、稀なケースである。
(並木二丁目第一住宅メンテナンス委員会 委員長 稲富祥一郎)



<アメニティ新聞311号 2008年8月掲載記事>