工事事例

公団分譲大規模団地 第2回目の屋内給水管改修工事

高洲二丁目団地(千葉市)

高洲二丁目団地管理組合法人(千葉市美浜区高洲、昭和48年旧住宅公団分譲、RC・PC造5階建47棟1430戸)は、平成20年11月から21年5月の工期で第2回目の屋内給水管改修工事(住戸内専有部はNPC工法による更生工事)を実施。設計・監理/(株)協和建築設計事務所、施工/A工区=建装工業(株)、B工区=京浜管鉄工業(株)。
今回工事の主な内容(工事範囲)は、(1)共通仮設工事(2)共用部1階床下ピット内の給水横引き管更新工事(3)共用部PS内の給水竪管更新工事(4)共用部PS内の水道メーター廻り給水管更新工事(5)専有部の給水管更生工事(6)共用部洗車場系統の給水管更新工事(以上、管理組合負担)(7)オプション工事(水廻りのリフォーム等希望居住者の各戸費用負担)。
専有部の給水管更生工事
  専有部の給水管更生工事

短期間で工事を完了させるため、A工区・B工区の2工区に分けて行う工事とした。施工会社の選定にあたっては、応募11社の中から2社を選定した。専有部給水管は、管肉等の状態が再度のライニング工事に対応出来ると判断されたため今回も更生工事(NPC工法)とした。したがって、今回が2回目の更生工事(第1回目は平成5年に同じNPC工法によるライニング工事)となる。
その他のPS内給水竪管等はステンレス管に交換する更新工事とした。組合として、工事中の工程打合せ会等は2週間に1回程度のサイクルで実施して、設計・監理者及び施工会社との協議を行った。
同組合の近年の主な改修経緯としては、平成5年に住棟階段室床防水等工事、第1回目の給水管専有部更生工事、同6年に第2回目の外壁塗装等補修工事、同9年に第2回目の屋根防水等改修工事、同10年に駐車場増設・拡幅補修工事、同11年に住棟階段室床防水補修・玄関タイル張り工事、同13年に住棟鉄部・内部自転車置き場改修塗装工事、同14年に屋外埋設ガス管取り替え工事、同15年に階段室手摺設置工事、同19年に洗面所系統排水管工事(洗面・浴室の雑排水竪・横管更新工事、洗濯機パン用排水管の新設工事)、第3回目の外壁等大規模修繕工事(外壁・ドア等塗装、バルコニー・階段室等防水工事)などを行った。
共用部PS内の給水管等更新工事
共用部PS内の給水管等更新工事

今回工事の終了後は、屋外埋設給水管の更新工事を予定しており、同時に給水所からの加圧給水方式に替えて直結給水方式による改修を計画している。 なお同組合では、長期修繕計画を5年に1回程度を目標にして見直すことにして、現在特に給水管改修を含めた大規模修繕工事の金額の見直し作業を今回工事の設計・監理者を中心にして進めている。
同団地はJR京葉線「稲毛海岸駅」から徒歩圏にあり、交通至便な立地のため空き家率が少なく、昭和62年には17棟470戸の増築(3DKの南面に6畳2間を増築)を成功させた先進的な団地として知られている。
設計・管理/株式会社協和建築設計事務所、施工/建装工業梶A京浜管鉄工業




<アメニティ新聞320号 2009年5月掲載記事>