植栽&環境整備

マンションの省エネ

 住宅でエネルギーのロスが最も多い部分は窓といわれている(夏は室外から熱の約70%以上が侵入、冬は室内から熱の約50%が消失)。つまり、窓を断熱すれば、エネルギーのロスが大幅に軽減される。しかし、高性能な窓に改修するには、費用がかかるのも事実。そこで経済産業省は、8月から既築住宅の窓の省エネ改修を補助する事業を開始した。



設置費用の3分の1以内を補助

 経済産業省が8月から開始した「既築住宅における高性能建材導入促進事業」は、マンションで窓ガラスのエコリフォームをすると、ガラス材料費と工事費の合計金額の3分の1以内(1戸あたり上限150万円)が補助される。


補助の受付は8月1日〜11月29日

 対象期間は申請期間が平成25年8月1日から平成25年11月29日まで。(その他、詳細な内容等は別表1を参照)。



管理組合で一括導入のケースや各戸個別でも補助の対象

 補助を受けられるのは管理組合一括、各棟別に一括、各戸の3つのケース。  管理組合として補助を受ける場合は、換気小窓を除く全戸の窓を改修することが条件となる。  また、敷地内に複数棟の建物がある場合は、棟別の対応も考えられる。  各戸で改修する場合は、住戸の窓が、管理規約で専有部扱いとされている必要がある。  しかし、いずれのケースも、SII(一般社団法人環境共創イニシアチブ)に問合せを。  なお、一定の性能基準を満たした建材を使用することも条件となる。



窓ガラスの改修でエネルギーのロスが大幅軽減

 窓の改修により、エネルギーが効率的に使われるため、エアコンの効きも良くなり、その結果、電気代の節約にも繋がる。また、高い断熱効果のため、室内外の温度差も少なくなり、カビやダニの原因となる結露も抑えられるなど、経済的でかつ、健康にも優しい効果が見込まれる。  補助の申請手続きは工事施工者が代行するため、管理組合や個人の手続き負担も少ない。  本事業の予算は約40億円で、申請が予算額に達すると期間内でも事業が終了する。



(2013年9月号掲載)