改修工事情報

団地広報紙に見る昨今トイレ詰まり事故の原因と対策/黒いゼリー状の汚物も事故の原因に/(高津五街区広報紙・たかつ482号より)

マンション排水管の詰まり事故は、日常生活に直接支障を来たすので大変なことです。また、共通の悩みでもあります。団地の管理組合広報紙に事故があったときの適切な処置、事故を起こさない予防策等、とても分かりやすく掲載されていましたので、紹介します。


トイレの水は充分に流して

当住棟内汚水共用管は、その殆どが縦管です。この方式は異常な使い方をしない限り詰まり事故が発生しにくい方式です。当住宅の詰まり事故ではいずれも異物が発見されています。多量のトイレットペーパー(もしくはテッシュペーパー)や芳香剤の容器、子供のおもちゃ等です。
しかし、最近発生した汚水管詰まり事故において「黒いゼリー状の汚物」を発見しました。(当住宅では初めてです)汚物が一部の薬物によって「黒いゼリー状」になり、汚水管閉塞の原因になるといわれております。
高齢化が進み、何かしらの薬物を使用しなければならなくなった方々も大勢いらっしゃることと思います。トイレを使用した後は、大小にかかわらず、節水せずにきちんと水を流して下さい。
最近の新しい便器は「節水型」が多いので、きちんと水を流すようにして下さい。
余談ですが、深夜の水音を憚るなどして、小用を足したあと水を流さない若しくは少ししか流さないお宅がありますが、尿石が堆積して汚水管専有部分が閉塞したことがあります。「排水の音は生活音」と割り切ってください。

トイレが詰まったら、詰まりそうになったら

事は急を要します。大事なのは、以下の4点。
(1)予兆を見逃さないこと(溢れる前に対処すること)。排水が流れにくくなったり、水を流していないのに便器内でボコボコ音がしたりします。便器内の詰まりであれば、「通水カップ」で解決することがあります。「通水カップ」は管理事務所に1個備えてあります。
(2)上階のお宅に、トイレの水を流さないようにしてもらうこと。汚水の共用排水管は、上下5軒分が縦につながっています(図)。詰まっているときに上階で排水すると下階のトイレが溢れます。



 

(3)修理は「JS緊急事故受付センター」に依頼すること
(4)事後、必ず管理事務所に結果を連絡する。
※注 トイレに流してはいけないもの
前述の異物のほか、生理用品・尿漏れパッドやオムツ、介護用品等のポリマー、テッシュペーパーも繊維が分解しにくいので流さないで下さい。間違ってトイレに異物を流してしまったら、前述の(1)〜(3)と同じです。(高津五街区広報紙・たかつ482号より)



(2009年11月号掲載)