改修工事情報

愛知環境賞名古屋市長賞を受賞/排水管の更生工法が環境面で認められる/(株)P・C・Gテクニカ

 給排水管更生工事の株式会社P・C・Gテクニカ(愛知県名古屋市・藤井金蔵社長)は、「2012愛知環境賞」の「名古屋市長賞」を受賞した。
 「愛知環境賞」とは、愛知県が、資源循環や環境負荷の低減に先駆的で効果的な技術や活動を行う企業・団体に贈るもので、これらを広く紹介することで、資源循環型社会の形成を推進しようとするものである。
 愛知万博開催を控えた平成17年に第1回となる「2005愛知環境賞」を実施し、今年で8回目となる。
 同社の更生工法であるP・C・Gマルチライナー工法は、樹脂を含浸させた繊維を反転工法により既設排水管の中で反転させ、既設管の中にFRP管を作る工法である。
 同工法により、更新工事により取り替えるしかなかった穴の開いた排水管でも更生工事が可能になるとともに、新たに作られたFRP管は非常に高い強度を持ち、耐震補強も兼ねるため、この点が先駆性・独創性として認められた。
 また、既設排水管を取り替えなくて済む事から、大量の廃棄物が発生せず、取替え用の配管も不要のため、配管製造にかかるエネルギーやCO2発生を削減することが可能となり、この点が環境負荷の低減に効果があると評価された。
 排水管の更生工法が、環境という面から有益性を認められるのは初めてのことである。


【賞状を手にする藤井社長】 




(2012年3月号掲載)