公園の遊具に変化/高齢者向けの健康遊具増加

街の公園で子供たちが遊んでいる姿を見かけることが少なくなってきた。ゲートボールをしている高齢者も最近では少なくなってきたようだ。
そんな街の公園に設置されている遊具が変化してきているのをご存知だろうか。子供の遊具にかわって、高齢者向けの健康遊具の設置が増えてきているのだ。
国土交通省では、3年毎に全国の都市公園等の遊具の設置状況や安全点検の実施状況等についての調査を実施しており、19年度の調査報告(129、534箇所)によると、健康遊具の設置数の割合が前回の16年度調査と比べて、なんと57・5%増と高い設置率を示した。次に設置の高いのが複合遊具(鋼製)15.9%増、スプリング遊具9・1%増の順となっている。また、設置数が減少傾向にあるのは、回転塔31・7%減、ゆりかご型ぶらんこ25・6%減、ジャングルジム12・2%減の順だった。
高齢者向けの健康遊具とは、足腰を鍛えたり、背筋を伸ばすなどの運動が簡単にできるというもので、各メーカーではいろいろな種類の健康遊具を製造している。
お金を払ってわざわざジムに通わなくても、近くにあれば、自分の好きなときに利用でき健康維持の促進につながる。また自宅にこもりがちな高齢者も公園に足を運ぶ回数が増えてくる。さらにコミュニティの場ともなれば、孤独死対策の一環ともなるかも知れない。  団地敷地内の公園でも、老朽化した遊具や危険な遊具を撤去したあとに、設置をする管理組合もでてきた。健康遊具の設置により、高齢者が運動をしに公園に出てくれば、顔なじみが増え、子供たちにとっても安心して遊べる公園となる。

 

背のばしベンチ

背のばしベンチ 休みながら背筋を伸ばせる

 

写真上のベンチをどこかで見かけたことはないだろうか。実はこのベンチ、背筋を伸ばすことができるというもので、10年程前から設置されてきているという。もちろん普通に座ってくつろぐこともできるが、使い方を知らないと、ただ変わったベンチだなと思うだけかも知れない。設置したからには、使用方法も周知しなくては利用者が増えないだろう。
お金を払ってわざわざジムに通わなくても、近くにあれば、自分の好きなときに利用でき健康維持の促進につながる。また自宅にこもりがちな高齢者も公園に足を運ぶ回数が増えてくる。さらにコミュニティの場ともなれば、孤独死対策の一環ともなるかも知れない。 団地敷地内の公園でも、老朽化した遊具や危険な遊具を撤去したあとに、設置をする管理組合もでてきた。健康遊具の設置により、高齢者が運動をしに公園に出てくれば、顔なじみが増え、子供たちにとっても安心して遊べる公園となる。



ユッタリステップ

ユッタリステップ ひざの曲げ伸ばしと体重移動の能カを維持することができる。

(写真提供/日都産業株式会社)



(2009年10月号掲載)