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公団(公社)中古住宅購入16のポイント

 公団住宅とは旧日本住宅公団(その後、住宅都市整備公団となり、'99年10月に都市基盤整備公団となった。現在は住宅の新規分譲業務は行っていない)が分譲した中古物件。
 公社住宅とは都府県(市)住宅供給公社等分譲住宅の中古物件のことで、いずれも中高層住宅の意。
 割賦金とは現所有者が公団公社に毎月支払っている購入代金の割賦支払金のこと。


  1. 公団(公社)の許可は受けたか
     公団住宅の例では、分譲当初より5年間又は割賦金を引き継ぐ場合の売買は許可が必要。通常は契約後売主買主両者にて許可申請することとなるので、契約書には、万一不許可の場合は契約を解除する旨を書き込むこと。

  2. 割賦金の引き継ぎは可能か
     現所有者から権利譲渡を受けて割賦金を引き継いで購入すれば、かつては金利が有利だった。最近では、銀行ローンの方が低金利で手続きも簡易なので、割賦金を引き継ぐケースは少なくなっている。

  3. 民間ローンの設定は可能か
     公団住宅の例では、割賦金を引き継いだ場合又は分譲後5年未満は、買戻特約登記が消えないので、銀行ローンの設定又は併用はむずかしい。

  4. 交通の便や環境は自分の目と足で確かめたか
     公害の条件付き団地や陸の孤島となっている団地もある。

  5. 子供の教育に適するか
     幼稚園、学校等の充足度と通学の距離、経路等。

  6. 空家の多い団地や賃貸にしているところの多い団地は避けた方が無難

  7. 入居当時から住んでいる人の多い団地や、永住を考えている人の多い団地ならまず安心

  8. 居住者や管理組合事務所にて、住み心地を聞いてみる

  9. 修繕費積立金の少ない団地は覚悟して入居する
     外壁塗装工事等の際に個人負担額が大きくなる。 

  10. 売買契約の際は、売主より修繕費積立金の引き継ぎを受けておく
     修繕積立金はその住戸に所属し、個人が勝手に支出できない。新区分所有者として買主が引き継ぐことになるので、その引き継ぎの時期を明確にしておく。

  11. 日照、通風、眺望景観は良いか
     方位、階層、間取りに関係あり。

  12. カビ、ダニ、水もれ、結露はないか
     壁や天井にシミが出ている場合は要注意。

  13. ガスタンク等の嫌悪施設の有無並びに臭気、騒音等の公害発生の程度

  14. 買物、病院、公共施設等の日常生活の利便性は良いか

  15. 入居時の室内リフォーム等の手直し費用はいくらかかるか

  16. 売主は何故その住宅を手放そうとするのか
     何か欠陥があるのか、隣近所の人間関係が悪いのか、等。

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