住み替え情報

住民の賃貸借と退去時の現状回復をめぐるトラブル

昨年の賃貸借と退去時の原状回復をめぐるトラブル

 住み替えにあたっては、住宅を売却や購入するばかりでなく、現在の住宅を賃貸したり、賃借り転居する場合もあります。賃貸の場合のトラブルの多くは、いわゆる「退出時の室内等の原状回復」の問題です。
このトラブルを防止するために、国交省は原状回復に関するガイドラインを発表していますが、このほど東京都でもトラブル防止のための条例を制定し、10月1日に施行しました。
 これによれば、原状回復の費用負担は概ね以下のような区分になっています。

貸主側の費用負担=

  1. 住宅の経年変化や使用による損耗等の復旧費用(壁に貼ったポスターや絵画の跡、日照などの自然現象によるクロス等の変色、テレビ・冷蔵庫等の背面の電気ヤケなど)
  2. 住宅の使用に必要な修繕費用

借主側の費用負担=

  1. 賃借人の故意・過失や通常の使用方法に反する使用等賃借人の責となるような損耗の復旧費用(ペットによる柱等のキズ、引越し作業で生じた引っかきキズ、カーペットに飲み物等をこぼしたことによるシミやカビなど)
  2. 賃借人の責により必要が生じた修繕の費用など

 

また例外として、柱等の損耗等の復旧について特約でできることになっていますが、認められてない場合もあり、詳しくは仲介業者によく確認することが重要です。