住み替え情報

「二地域居住」という新しいライフスタイル

都会に住む人が都会と農山漁村に滞在拠点を持ち、双方を仕事や余暇で行き来しながら、田舎でのゆとりある生活を楽しむ新しい居住スタイルのことを「二地域居住」と呼んでいます。

これは国土交通省が、2005年から、主に団塊の世代に向け提唱してきた取組みです。

その定義は、都市住民が本人、家族のニーズに応じて多様なライフスタイルを実現するための手段として、農山漁村に中長期(1〜3か月程度)、定期的、反復的に滞在することで、その地域との一定の関係を持ちつつ、都市の住居に加えた生活拠点を持つこと。避暑、避寒のみの滞在スタイルは含みません。

都市住民にとっては、多様なライフスタイルにより、都会で出来なかった趣味の実現や、農山漁村では人口増加や消費需要、コミュニティの再構築などの効果が期待されます。

国では今後この取組みを推進するための施策として、新たな休暇制度、交通費負担の軽減策、地域づくりの寄付金制度、新規定住者の所得支援、二地域での税、公共料金負担のルールづくりなどを挙げています。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2008年8月号掲載)