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人気のシェアハウス事情


 シェアハウスとは、一つの住まいに他人同士が共同で暮らす建物のこと。知っている者同士でマンションやアパートの部屋をシェアする「ルームシェア」とは違い、10人前後かそれ以上の人たちが個人で管理会社と契約を結び、キッチンやリビングなどを共有し、それぞれが個室を持つ暮らし方だ。立地条件や賃料の安さから、若い世代を中心に注目され、物件数も急増し現在、首都圏を中心に約1万戸あると言われている。
 その大きな特徴のひとつは、共有スペースを設けることで様々な人と触れ合うコミュニティができること。運営側も料理教室や英会話教室などハード面、ソフト面で様々な差別化を図っている。 これまでは若者向けのイメージが強かったシェアハウスだが、最近では高齢者向け住宅に女性専用シェアハウスの併設や単身高齢者とシングルマザーのシェアハウスなども計画され、グループホームなどに代わる高齢者施設のひとつとして研究が進んでいる。今後、少子高齢化と合わせて進むと言われる、単身者世帯の増加や人口減少にある若者世代の高齢化に伴い、シェアハウスのニーズや物件数は全国に増加すると予想されている。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2010年12月号掲載)