住み替え情報

安心な売買を支えるホームインスペクター


 去る9月25日、第3回ホームインスペクター試験が行われた。ところで「ホームインスペクター」という資格をご存知だろうか。「ホームインスペクター」とは、NPO法人日本ホームインスペクターズ協会が認定する資格で、住宅全体の劣化状況、欠陥の有無などを中立的な立場からアドバイスする専門家で、過去2回の試験で354人の資格者が誕生している。
 欧米ではすでに常識となっている住宅診断だが、近年日本でも認識され始めてきた。
 決して安い買い物ではない住宅の購入。買ってから欠陥に気づいたり、逆に売る側の場合、欠陥により後々トラブルを抱えることは避けたいもの。そこで、住宅診断を行い、建物のコンディションを把握できれば、安心な取引が可能となる。
 診断は目視で、機材を使用する場合もある。作業時間は住宅の規模により異なるが、30坪程度で2〜3時間。費用は協会基準がなく、目視のみの場合5〜6万円程度が多いようである。
 まだ資格者数は多くないが、今後中古住宅の売買では欠かせない資格になると思われるホームインスペクター。住宅購入をお考えの方も知っておいて損はないだろう。

(集合住宅管理新聞「アメニティ」2011年11月号掲載)