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介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム)とは


 常に介護が必要で、自宅での生活及び介護が困難となった高齢者のために必要な生活支援を行う入所施設のこと。特別養護老人ホームとも言う。
 入居できるのは65歳以上かつ「要介護1」以上の人で、入居後は施設サービス計画に基づき、入浴、排泄、食事等の介護、その他日常生活の世話、機能訓練を行い、可能な限り家庭生活に復帰することを目的としている。
 「特養」と言えば、相部屋でプライバシーの無いイメージがあるが、最近は個室や複数の個室と共同スペースが一体の「ユニット」と呼ばれる施設を備える施設が増えており、プライバシーへの配慮も進んでいる。
 平成23年10月現在、全国に約6200あり、施設や要介護度により差はあるが、1カ月あたり6〜10万円程度で利用できる。費用の安さから、定員に対して多くの利用申込みがあり、待機者は全国で9万人、待機期間は平均1年3ヶ月。地域により差はあるものの、すぐに利用できるケースは少ない。また、家庭生活の復帰が目的と書いたが、実際は入居のまま死亡するケースが多く、事実上の「終の棲家」となっている。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2012年6月号掲載)