住み替え情報

高齢者向け住宅シリーズ(6)健康型有料老人ホーム


 自立して生活は送れるが、家事の手間からは解放され、楽しい老後を過ごしたい。あるいは万が一のときが不安といった60歳以上の高齢者が利用する施設で、施設は食事の提供や日常生活に必要なサービスを提供する。
 入居の条件は、60歳以上で要介護認定を受けず、自立した生活を送れる健康な高齢者であること。そのため、要介護状態になったときには契約が解除され、施設から退去しなければならないのが一般的である。
 しかし、そのまま訪問介護サービスを受けられたり、施設に併設された介護型有料老人ホームに移れるケースもあるが、利用にあっては、介護が必要になった時のことも考える必要がある。
 入居費用は、施設により様々だが、一般に入居一時金と月額費用が必要となる。一時金は高額で、月額費用は抑えられている。駅から近いなど立地が良い上に、居室面積も広く、ビリヤード台やプールなど、日々の生活を楽しむ施設も充実している。また健康な人が利用するため、利用年数が長くなることが、一時金が高額な理由である。
 需要が少ないため、施設数は非常に少ない。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2012年11月号掲載)