住み替え情報

高齢者向け住宅シリーズ(7)経費老人ホームA型


 様々な事情で、自宅に住むことが困難になった原則として60歳以上(夫婦の場合はどちらかが60歳以上)の高齢者に、低料金で利用できる住居を提供する老人福祉施設。老人福祉法にもとづく施設のため、自治体や社会福祉法人が設置・運営している。
 基本的に自分のことは自分でできる人が対象の施設のため、健康状態が悪くなり、日常生活で介護が必要となった場合には、退去しなければならない。
 施設は、給食サービスのほか、日常生活の支援を行う。施設内には風呂と食堂があり、部屋は個室で、床面積6.6m以上が決まりとなっている。
 A型の場合、利用者の月収が約34万円以下という所得制限があり、食費等の生活費は全額自己負担で、事務費は入居者の所得に応じて計算され、毎月の費用負担は月約6万円〜17万円(給食費込み)程度となっているが、施設、または各市町村によって異なる。
 現在施設数は全国で約200と少なく、年々減少傾向にある。施設数そのものが少ないため、入居を希望しても、すぐには入居できないケースがほとんどである。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2012年12月号掲載)