住み替え情報

高齢者向け住宅シリーズ(10)グループホームとは


 5〜9人の少人数で共同生活しながら、入浴・排泄・食事等の日常生活上の世話、機能訓練を受けられる施設。利用者は原則として、施設のある市町村に住む65歳以上の認知症要介護高齢者。
 少人数のため馴染みの環境を作りやすく、認知症の人でも家庭的で落ち着いた雰囲気の中で、安心して暮らせることが特徴である。
 また、そのような環境の中で、食事の支度等、入居者が過去に体験したことのある役割を施設職員の手を借りながら行うことで、高齢者の失われかけた能力を再び引き出し、認知症の症状の改善や進行の防止を図る。
 原則個室で、利用料金は施設により異なるが、介護保険の自己負担1割と食費や居住費、その他の費用あわせて月15〜20万円程度。施設数は、全国に約9600、定員は約13万2千人。
 少人数の集団生活が基本となるため、他の入所者に迷惑をかける人は入所を断られることもある。また、医師、看護師は常駐していないため、施設で医療行為は行えないことから、医療的処置が常時必要になった人は病院への転院が必要となる。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2013年5月号掲載)