住み替え情報

国の予算から見えるあなたの街の将来の姿

 国会を通過した今年度予算。国交省の予算から、将来の住まいの姿が見えてくる。
 まず、公的賃貸団地等の空室の集約化や、老朽化した団地の建替えを行う際に場所を確保し、そこにデイサービス等の高齢者生活支援施設や障害者福祉施設、子育て支援施設を併設する。
 また、施設の周辺にサービス付き高齢者向け住宅を整備する。このように、街の中に高齢者施設等が集約する拠点を整備し、その周辺に高齢者向け住宅を整備する。
 すると、たとえ高齢者が病気等で今の住宅に住めなくなっても、住み慣れた地域で生活を継続できるようになる。
 さらに、高齢者から子育て世帯まで、多様な世代が地域で交流し、暮らすことで、街自体の活性化につながることが期待される。
 今年度予算では、高齢者向け施設等の整備や住宅の整備に補助が行われ、予算に340億円が計上された。
 これら一連の施設や住宅の整備を、国交省は「スマートウェルネス住宅・シティ」と名付け、今後急速に少子高齢化が進む都市部の再生策として期待されている。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2014年4月号掲載)