住み替え情報

柏市豊四季台で進む将来の街づくり

 総務省から日本の人口推計が発表され、65歳以上の人口が初めて全体の25%を超え、また都市部で急速に高齢化が進んでいることも確認された。
 都市部で急速に進む高齢化に対し、モデルケースとして注目される団地がある。それが千葉県柏市の豊四季台団地だ。
 同団地は旧公団が昭和39年に建設し、平成22年現在、65歳以上の人口が40%超と、都市の高齢化を先取りしている。
 そこで平成21年から、柏市及び東京大学、都市再生機構が3者共同で、「住み慣れた場所で自分らしく老いることのできる街づくり」を基本方針に街づくりを進めている。同団地の建替えで建物のバリアフリー化を図るとともに、団地内にデイサービス等の高齢者向け施設や子育て支援施設を建設。また介護度が進んでも同団地内で生活できるよう、サービス付き高齢者向け住宅の建設も進めている。
 同団地では、高齢者の生きがいづくりも進めている。近くの休耕地を活用して就農したり、子育て支援施設を手伝ったりと、地域で活躍できる場を提供することで、高齢者を孤立させないようにしている。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2014年5月号掲載)