住み替え情報

「リバースモーゲージ」利用時の注意点

 先月ご案内した「リバースモーゲージ」。おさらいすると、金融機関から自宅を担保に生活資金や高齢者向け住宅の入居資金等を借り入れ、本人死亡時に自宅を売却して借入金を返済する制度だが、利用時の注意点がいくつかある。
 まず、「リバースモーゲージ」は変動金利で貸出が行われるため、金利上昇リスクがある。
 今は史上空前の低金利。借入しやすく、借入期間中の返済は金利のみのため、返済も比較的楽かもしれない。しかし、将来の金利上昇により、返済負担が重くなる可能性も考慮して利用を検討したい。
 次に親族にも注意しなければならない。
 本人死亡時に、自宅を売却して借入金を返済するのは親族である。親族にしてみれば、住み慣れた家を売却することに抵抗があるかもしれない。
 そこで、親族の理解を得ることが必要となる。
 まだ利用の少ない「リバースモーゲージ」だが、最近は移住・住み替え支援機構の「マイホーム借り上げ制度」と連携させた金融機関が現れるなど、今後も新たなサービスが生まれることが考えられる。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」2015年3月号掲載)