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第27回住まいのリフォームコンクール/国土交通大臣賞などの受賞決まる/(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター

 

 今年度のE住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催「住まいのリフォームコンクール」の入賞作品が決まった。このコンクールは住宅リフォームの普及促進とリフォームの水準向上を図ることを目的に昭和60年から開催され、今年で27回目となる。これまで優秀な事例を消費者や事業者に広く紹介することで、リフォームのレベルを上げてきた。
 全国から集まった今年度の応募総数は昨年に比べ50点多い642点で、リフォーム業界の盛況が反映したものと思われる。
 このなかから「国土交通大臣賞」など4点の特別賞をはじめとする40点の入賞作品が選定された。また、入賞作品に関わった増改築相談員2名とマンションリフォームマネジャー2名 に奨励賞が贈られた。
 特別賞は次の4作品。
 ◎国土交通大臣賞=「回遊してコーナーをめぐる家」(東京都練馬区、持家一戸建)設計/DEW STUDIO、施工/(有)田工房
 ◎(独)住宅金融支援機構理事長賞=「能登地震からの復興と快適リノベーション」(石川県七尾市、持家一戸建)設計/(株)高屋設計 環境デザインルーム、施工(有)坂口総合建材
  ◎E住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞「風景を切り取った和モダンの住まい」(京都府京都市、持家共同建)設計=プリヤデザイン一級建築士事務所、施工=(株)かわな工業 
 ◎D住宅リフォーム推進協議会会長賞「光を呼び込み、家族をつなぐ、間口2・5間の家」(福島県二本松市、持家一戸建)設計・施工=住友林業ホームテック(株)

         

  
(財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞
「風景を切り取った和モダンの住まい」写真撮影/松村 芳治
 

今年度の作品の特徴は次の3点だという。
 (1)建築タイプや、リフォーム選択の周辺環境が昨年以上に複雑であった (2)地方色豊かな作品が多い。特に古民家リフォームは例年以上に目立った 
 (3)耐震性、省エネ性などの性能向上を意識した家作りが行き渡ってきた。
 また「国土交通大臣賞」以外の特別賞は3作品揃って地域性が色濃く反映され、風土や景観まで意識した、地方ならではのリフォーム文化が高いレベルに達している点などが評価された。
 応募作品を建方別に分けると、一戸建471作品(73・4%)、共同建160作品(24・9%)、連続建11作品(1・7%)。 工事費別は、100万円未満11作品(1・7%)、100〜300万円未満33作品(5・1%)、300〜600万円未満107作品(16・7%)、600〜1000万円未満154作品(24%)、1000〜2000万円未満221作品(34・5%)、2000〜3000万円未満77作品(12%)、3000万円以上38作品(5・9%)、未記入1作品、平均該当工事金額1258万円。
 写真は「E住宅リフォーム・紛争処理支援センター理事長賞」に選ばれたマンションでのリフォーム。タイトルは「風景を切り取った和モダンの住まい」。鴨川に近く京都の町や山が良く見えるマンションの一室で、設計者夫妻の自邸、35年築、施工期間60日間、工事面積88m2、総工事費1300万円の事例。外部と隔絶した設計に陥りがちなマンションリフォームを、この作品では画一的な住戸に外部を意識した新たな空間と豊かな潤いが創出され、今後地方都市などで増えると予想されるマンションリフォームの優れた手法としても強い可能性が感じられるなどのことから選ばれた。

     

(2010年12月号掲載)

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