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リフォームトラブルを防ぐ見積書チェック/見方が分からない場合や疑問点は相談を

 

 住宅エコポイントの延長(23年12末月迄)や対象設備の拡充(太陽熱利用システム・節水型トイレ・高断熱浴槽)で、今年は窓改修やバリアフリーに加えてトイレや浴室のリフォームを検討している方もいるのではないだろうか。昨年はエコポイントの追い風などもありリフォームの需要が高まった。悪質なリフォーム業者も後を絶たず、トラブルとなっているケースも少なくない。見積書にトラブルの原因が潜んでいるケースが多く、どんな小さな工事でも見積書をもらいしっかり確認しておくことが重要だ。
 E住宅リフォーム・紛争処理支援センターは、国の指定を受けた住宅相談の専門窓口で、中立・公平な立場でリフォームの相談に応じている。昨年4月、リフォーム相談件数の増加に伴い、従来のリフォーム相談に加えて「リフォーム見積相談」と、弁護士会における「無料専門家相談」を開設した。

(事例1)見積書の名称で、契約にもなり得る見積書の例。名称は見積書となっているが、右側に「お客様施工承認欄」があり、署名捺印するようになっている事例。見積を承認したつもりで署名捺印してしまうと、実際には契約書と見なされてあいまう恐れがあり、要注意。

         

  

(事例2)一色見積りの例 事例1と同じく見積書を兼ねた発注書となっている。内訳金額や数量等が示されておらず、150万円の総額が記載されたのみである。消費者は、金額の適正さについてまったく判断できない。
((財)住宅リフォーム・紛争処理支援センター)

 

 2009年度のリフォームの相談件数は3252件で4年ぶりに増加、2010年度は、さら増加の傾向。相談者の年齢は、年々高齢者の割合が増加、2010度(9月迄)では、60代以上の割合が36%と過去最大となっている。見積りに関する相談も多く、新設した「リフォーム見積相談」では、見積書の見方がわからない、工事内容が適切か、単価について教えてほしい…など、見積りに関する相談に広く対応している。希望者については見積書や図面などの送付を受け、内容についてチェックした上で助言。また、法律的案件については常駐の弁護士の助言を仰ぎ相談の回答を行っている。
 ◆こんな見積書には要注意!
 見積書の名称で、契約書に成り得る見積書(事例1)や、現場を確認せずに発行された一式見積(事例2)など。こうした見積書では後に追加請求等のトラブルが発生するケースが少なくなく、くれぐれも注意が必要と同センターは消費者にアドバイスする。
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 訪問販売による性急な契約がトラブルとなっているものも多く、疑問な点があれば、ぜひ見積相談や専門家相談などの無料サービスを活用して欲しいと呼びかけている。
 E住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」рO570F016F100 午前10時〜12時、午後1時〜5時(土、日、祝、休日除く)。HPで見積りの見方などを紹介。http://www.checkreform.jp/

     

(2011年1月号掲載)

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