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省エネ住宅ポイント制度/本年の募集内容を発表(国土交通省)


 昨年末閣議決定された2014年度補正予算及び2015年度予算で、「省エネ住宅ポイント制度」が新たに設けられた。同制度を活用すれば、建物の断熱性能の向上も可能となり、より快適な生活を実現できる。そこで、3月10日に受付開始される「省エネ住宅ポイント制度」のうち、エコ・リフォームに関する事項についてお伝えする。


省エネ住宅ポイント制度の概要

12月27日以降の工事

 2014年12月27日以降に行ったエコ・リフォーム工事の工事請負契約が受付の対象になり、今回は遅くとも2015年11月30日までには受付終了の予定となっている。
 前回の「復興支援・住宅エコポイント」では、受付終了前に契約額が予算に達し、受付が締め切られた。今回も同様の事態が予想されるため制度の利用を考えている人は早めの申請を。


ポイント対象のエコ・リフォームとは

 ポイントの対象となるエコ・リフォームは別表1を参照。
 表(1)〜(3)のうち、1つ以上の工事を行うことが必要で、それに合わせて行う、(4)の工事等にもポイントが付与される。
 (1)〜(4)で使用する建材等は、エコ・ポイント事務局に登録された製品のみがポイント発行の対象となる。


本年も最大30万ポイントが付与される

 発行されるポイントは工事の種類や箇所により3千〜12万ポイントと異なるが、一戸あたり最大30万ポイントまで付与される。工事に耐震改修を含む場合、15万ポイントが加算され、累計45万ポイントが上限となる。
 ポイントは地域産品や商品券等への交換、ポイント発行対象のリフォーム工事に追加的に行うリフォーム工事費用(キッチンのグレードアップ等)にも充当できる。



過去のポイント発行状況

 前回の「復興支援・住宅エコポイント制度」では、エコ・リフォームのうち、「窓の断熱改修」にほとんどのポイントが発行された。今回も「窓の断熱改修」が多く行われると予想される。そこで、「窓の断熱改修」を行ったときにどの程度費用がかかり、ポイントが発行されるのか見てみたい。


断熱改修は窓の改修がポイント

 「内窓(既存サッシの内側に樹脂製の窓を設置)」の場合(図1)、図の引違い窓(1・7m×1・2m)1セットに14000ポイントが発行される。
 「ガラスの交換(サッシの単板ガラスを複層ガラスに交換)」の場合(図2)、ガラス1枚ごとにポイントが発行され、図のガラス(0・8m×1m)1枚に5千ポイント、計1万ポイントが発行される。
 なお、エコ窓は地域により必要な性能に差があり、同じ大きさでも地域で価格が異なる。ここでは本紙の主な配布先である関東地方の腰高窓の標準的な価格を掲載した。
 また、工事費は各住戸の状況により違ってくるため、掲載していない(詳細は、お問い合わせ先へ)。
 住宅で熱の出入りが最も多いのが窓。窓の断熱改修が、費用対効果も高いと言われる理由はここにある。
 窓を改修して、日常の暑さ、寒さを軽減し、結露の心配の少ない快適な住環境を実現しよう。


       


お問い合わせ先
●省エネ住宅ポイント制度について
 省エネ住宅ポイント事務局
 電話 0570―053―666
 携帯電話からは
 電話 03―4334―9381
●窓の標準価格等について
 あけぼのお客様相談室
 電話 0120―296―033


(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2015年3月号掲載)