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第32回住まいのリフォームコンクール/優秀な事例を広く紹介

 公益財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター主催の「住まいのリフォームコンクール」は、住宅リフォームの普及促進とリフォームの水準向上を図ることを目的として、全国で施工されたリフォーム事例を募り、優秀な事例について施主や設計者・施工者を表彰し、消費者等に広く紹介するもので、昭和60年度より毎年実施している。


リビングから玄関を見る。部屋の中央にはキッチンを配置

   

 昨年10月には、「第32回住まいのリフォームコンクール」の表彰式が行われた。個々のリフォーム作品を評価する「作品部門」には534件、リフォーム事業の仕組み等を評価する「ビジネス部門」には13件の応募の中から国土交通大臣賞等の特別賞7作品をはじめとする入賞32作品が選ばれた。  「国土交通大臣賞」には、福岡県の一戸建て住宅「これからのリフォームの形高齢化に備え、耐震性の高い平屋への提案=v(住友不動産(株))、「住宅金融支援機構理事長賞」には、神奈川県の共同住宅「うちのうち」/國分大輔氏が選ばれた。


   




玄関からリビングを見る


住宅金融支援機構理事長賞「うちのうち」

 リフォーム前は典型的なマンションの間取りで、最上階にもかかわらず室内が薄暗かったが、特徴のある間取りに変更したことが功を奏し、明るく、暖かい空間となっている。  奥様のご希望は、キッチンから3人の子供達が見え、キッチンに立つと窓からみなとみらい地区が眺望できる間取りであった。これを実現するため、キッチンを大胆に住戸の中央部に配置し、室内空間の建具を極力なくして、いつでも子供がいる場所が分かる間取りに変貌させた。建具をなくしたことにより、家族のつながりができたとともに光や風の流れが確保できて、室内環境の向上も図られている。内壁の色彩選択は子供達に任せ、タイトルの「うちのうち」のとおり、暖かく親しみのある居住空間を演出している。  コストについては、時間をかけて多くの事業者の見積もりを取ったり、ネット等を利用して設備機器や資材を自ら調達し、キッチンを分離発注するなどの結果、大きくコストダウンを図っていることも評価に値する。   (講評より抜粋)


  リビングから玄関を見る。部屋の中央にはキッチンを配置    
 

(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2016年1月号掲載)