住まい方

地上デジタル放送受信の準備を始めていますか

2011年7月までに地デジへ完全移行

すでに2003年より始まった地上デジタル放送は昨年末には全世帯に対してカバー率92%に達し2011年7月24日のアナログ放送終了まであと4年を切り、いよいよカウントダウンに入って来た感があります。 今年8月に開催される「北京オリンピック」や「2010年サッカーワールドカップ」など世界規模のイベントも今後、受信機器の普及に大きく影響してくるでしょう。
一方、(社)日本CATV協会が昨年調査した、4階建て以上の集合住宅における地上デジタル放送の受信対応状況では、約2万3000棟での調査結果で、改修計画未定が40.8%という結果が出ました。
地デジに対する知識不足やマンションの設備、費用の問題など、集合住宅特有の問題も数多くあると思われますが、いずれにしてもアナログ停波の直前には改修工事の駆け込み依頼が集中する事態が今後予想されます。
その際、工事業者の人手不足などによる工事対応の遅れや工事費用の上昇も十分考えられます。
特に集合住宅の共用部分の改修においては合意形成が必要となるため工事決定までに約1年程かかる場合もあり、早めの検討が必要になると思われます。

 

ハイビジョンの高画質と高音質
ハイビジョンの高画質と高音質

●地デジ対応のポイント
 地デジ放送を見るためには大きく分けて3つのポイントがあります。
@建物の場所が地デジ受信エリアになっているか
AUHFアンテナの設置
B地デジ対応のテレビを用意又は地デジチューナーの用意などがあります。
@のエリアの問題は現在ほとんどの都市部では問題ありませんが、一応導入前に確認が必要です。
 Aは現在お住まいの建物がUHFアンテナであれば良いですが、VHFアンテナのみを使用している場合は新たにアンテナを設置することになります。またアンテナの方向が送信所に向いているかも重要です。
 Bに関しては、デジタル化によって可能な高画質、高音質、双方向サービスなどの新たな機能は地デジ対応のテレビで無ければ受けられません。
今までのアナログ対応のテレビで地デジを見る場合は、地デジチューナーもしくは地デジチューナー内蔵録画機器を設置します。その場合画質、音質はアナログ受信時の時と同じものになります。
また、ケーブルテレビを利用している場合はケーブルテレビごとに対応が違いますので契約している所へ問い合わせてみましょう。

クイズなどに参加できる双方向サービス     暮らしに役立つ情報をいつでも
クイズなどに参加できる双方向サービス          暮らしに役立つ情報をいつでも

●新たなTVの機能
高画質、高音質
ハイビジョンの高画質、CD並みの高音質で迫力のある映像が楽しめます。
双方向サービス
回線につなぐことにより視聴者参加型の番組に参加できます。
連動データ放送
最新のニュースや天気予報など様々な情報を見ることが出来ます。
また高齢者や障害のある方のために字幕機能や音声をゆっくりとした速度に変えられることも出来ます。
その他、建物内のケーブルの種類やブースター、分配器の状況によっては受信に支障がある場合もあります。確認することが意外に多く大変ですが、総務省では、受信に関して電話による相談窓口を設けています。分からないことがあれば問い合わせて見ましょう。 総務省の問合せ先、0570・07・0101(ナビダイヤル)又は03・4334・1111

テレビから録画予約も簡単     
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VHFアンテナは使用できない     
VHFアンテナは使用できない  

(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2008年4月号掲載)