住まい方

シックハウスと健康(4)

家具からもホルムアルデヒドが発散

 前回、室内空気の汚染を低減化するために厚生労働省で設定されている13の化学物質について触れましたが、その中でホルムアルデヒドとクロルピリホスの2物質が建築基準法により規制されています。
 このうちクロルピリホスに関しては、クロルピリホスを添加した建材の使用は全面禁止になります。しかし、ホルムアルデヒドに関しては、内装仕上げ部分(例えば、壁紙やフローリンなど)への使用面積の制限になります。



機械換気設備の設置が義務付けられています

 次にホルムアルデヒドを発散する建材を使用しない場合でも、家具などからホルムアルデヒドが発散されるため、居室を有するすべての建築物で機械換気設備の設置が原則義務付けられています。機械換気設備には下図のようにファンの設置方法により第一種機械換気、第二種機械換気、第三種機械換気の3種類の方法に分類されます。これらの機械換気のうち一般的に住宅で設置されるのは第三種機械換気になります。(つづく)





〈シックハウスの予防策〉
*建材や家具、日常生活用品の選定(どのような製品か確かめましょう)
*住まい方の見直しを(不必要な薬剤をむやみに使用しないように)
*普段から換気を(24時間換気は止めないように)
*施工会社のシックハウスへの見識及び相談対応の見極め
*おかしいなと思ったら、まず相談を
・一般社団法人日本環境保健機構
   http://jeho.or.jp/
 TEL:03−6869−8270 FAX:03−6869−8272
・NPO法人シックハウス診断士協会
   http://www.sicklife.jp/index.shtml
 TEL:03−3524−7127 FAX:03−5847−8236
 環境に由来する健康問題であるアレルギー、シッ クハウス症候群、化学物質過敏症のご相談を受け付けております。


(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2014年7月号掲載)