住まい方

アレルギーと健康(8)

食物アレルギー(その3)

食品へのアレルギー物質表示制度


アレルギー物質を含む加工食品について、健康危害の発生を防止する観点から、加工食品中に含まれるアレルギー物質をチェックできるようにする「アレルギー物質を含む食品に関わる表示制度」が食品表示法で定められています。
2015年(平成27年)4月1日より食品表示法が施行されました。アレルギー表示の対象範囲は、特定原材料を原材料とする加工食品又は特定原材料に由来する添加物であって販売の用に供するものであり、具体的には容器包装された加工食品又は添加物になります。


アレルギー表示対象品目
規定 特定原材料等の名称 理由 表示の義務
省令 卵、乳、小麦、えび、かに 発症件数が多い 表示義務
そば、落花生 症状が重篤であり生命に関わるため特に留意が必要なもの(症状が重篤な割合が多いもの等)
通知 あわび、いか、いくら、オレンジ、カシューナッツ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、ごま、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン 過去に一定の頻度で発症件数が報告されたもの 表示を奨励
(任意表示)

特定原材料に準ずるもの(表示が奨励されている20品目)については、表示が義務付けられているわけではないので表示がされていない場合があります。




加工食品を利用するときは原因となる物質が含まれているかどうかを必ず確認することが必要です。不安なことやわからないことは、各製造会社や販売会社などに問い合わせることが大切です。


 一般社団法人日本環境保健機構
 http://jeho.or.jp/



(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2017年8月号掲載)