住まい方

アレルギーと健康(14)

周囲の理解・協力・配慮


周囲の理解・協力・配慮  近年、化学物質の恩恵を受け、生活は便利に、衛生的になり、かつ食生活は量・質ともに満たされ、医療進歩のおかげで寿命も延びるなど、私たちの衣食住のスタイル、生活行動スタイルは大きく変わりました。その中でアレルギーなどの環境由来の健康問題が身近なものとなっており、患者やその家族にとっては、日常生活で大きな負担となっています。
 一方、これらの健康問題が増え続けているにもかかわらず、自分たちが当事者でない場合、問題に対する意識が低くなりがちです。例えば、アレルギーの患者やその家族などに対しては、医療関係・患者団体などにより、様々な関連情報が発信されていますが、当事者でない周囲の人には、情報がしっかりと伝わりにくい現実があり、結果として、関心が薄くなっているとも考えられます。
しかし、これらの健康問題は今まさに社会問題となっており、問題解決には周囲の理解・協力・配慮が不可欠となります。


環境変化とこれから
 一方、現在の環境下ではこの問題は他人事ではなく、明日は我が身に降りかかるかもしれないというリスクが高まっているともいえます。そこでアレルギーなど環境由来の健康被害に陥らないためにも置かれている日常生活環境を見直しつつ、今の時代にあった生活のあり方、住まい方を再考することも必要となります。


最後に
 私たちは衣食住の生活・環境の見直しを図りつつ、健康影響を受けている人を理解し、ともに協力しながら、暮らしやすい環境を作り上げていくことがますます必要となるでしょう。



 一般社団法人日本環境保健機構
 http://jeho.or.jp/

 第4回みんなのアレルギーEXPO
 http://expo.jeho.or.jp/



(集合住宅管理新聞「アメニティ」 2018年8月号掲載)