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28.千葉県で初の『終身建物』認可

千葉県では県知事認可第1号となる、初めての終身建物賃貸借の事業認可を行った。第1号となる「高齢者専用賃貸住宅」(高専賃)を開設するのは、学習研究社のグループの(株)学研ココファン(東京都、品川区)で、同社が昨年東京都品川区に開設した終身建物賃貸借事業の認可物件に続き、2件目の物件になる。

「終身建物賃貸借制度」とは、平成13年の「高齢者の居住の安定確保に関する法律」により制定された制度で、建物の賃貸借契約が死亡するまで存続し、死亡時に終了する相続のない「1代限り」の契約のこと。

この制度を活用した事業を行うには都道府県知事の認可を得る必要がある。

その制度に基づき建てられる「高齢者専用賃貸住宅」は、高齢者のみを賃借人とする賃貸住宅のことで、入居者にとっては、終身住み続けることが可能、家賃の終身前払い可能、更新料不要などのメリットがある。  今回の同物件においては介護保険事業所、医療機関との合築を予定しており、今後、比較的元気なうちに自宅から住み替える場所の選択肢の一つになりそうだ。

 


(2007年9月号掲載)